ストア オブ ザ イヤーの変遷
ある企業の広報室長から、「『チェーンストアエイジ』誌の《ストア オブ ザ イヤー》を毎年チェックしている。過去にはどんな店舗が1位を獲っているのか、教えて欲しい」と尋ねられた。
以前、「(《ストア オブ ザ イヤー》を決めることで)『時代の価値観』の変遷を記録したい」と書いた私ではあるが、その変遷をしっかりまとめたことがなかったという反省に立ち、本日は、過去27回の《ストア オブ ザ イヤー》第1位受賞店舗を一挙掲載する。(第1回は1988年発表で対象期間は1987年1月~12月。以下、同様)
http://diamond-rm.net/articles/-/4257
その時々の編集長によっても、選出方式が変わっているなど、新しい発見があったことも付け加えておきたい。
第1回(1988年) ニッショーストア池田(兵庫県)
第2回(1989年) GMS(総合スーパー)部門 西友長浜楽市(滋賀県)
SM(食品スーパー)部門 いかりスーパーマーケット塚口(兵庫県)
第3回(1990年) SC(ショッピングセンター)部門 マイカル本牧(神奈川県)
GMS部門 イトーヨーカドー郡山(福島県)
SM部門 ニッショーストア寝屋川(大阪府)
第4回(1991年) SC部門 イズミヤカナート西神戸(兵庫県)
GMS部門 ダイエーハイパーマート二見(兵庫県)
SM部門 ヨークベニマル東根(山形県)
第5回(1992年) SC部門 藤越スーパーセンター谷川瀬(福島県)
GMS部門 ダイエー横須賀(神奈川県)
SM部門 ヨークベニマル御幸が原(栃木県)
第6回(1993年) KOU’sハーバーランド(兵庫県)
第7回(1994年) イトーヨーカドー古淵(神奈川県)
第8回(1995年) 上越ウイングマーケットセンター(新潟県)
第9回(1996年) ジャスコパワーシティ四日市(三重県)
第10回(1997年) キャナルシティ博多(福岡県)
第11回(1998年) マイカル明石(兵庫県)
第12回(1999年) 横浜ベイサイド マリーナショップス&レストランツ(神奈川県)
第13回(2000年) ヴィーナスフォート(東京都)
●ストア・デザイニング賞
第14回(2001年) REI東京フラッグシップストア(東京都)
●ストアセレクト(6店舗選出、順位はなし)
第15回(2002年) ラ・フェット多摩南大沢(東京都)
ヤオコー狭山(埼玉県)
ヤマナカ岐阜フランテ館(岐阜県)
大丸ピーコック石川台(神奈川県)
トイザらスお台場(東京都)
スターバックスコーヒージャパン
第16回(2003年) クイーンズ伊勢丹錦糸町(東京都)
第17回(2004年) ヤオコー川越南古谷(埼玉県)
第18回(2005年) ヤオコーワカバウォーク(埼玉県)
第19回(2006年) ecute(エキュート)大宮
第20回(2007年) フードストアあおき豊洲(東京都)
第21回(2008年) ヨークベニマル小山ゆうえんち(栃木県)
第22回(2009年) ザ・プライス川口(埼玉県)
第23回(2010年) ヤオコー新座(埼玉県)
第24回(2011年) 阪急オアシス南千里(大阪府)
第25回(2012年) 阪急オアシスえるむプラザ(兵庫県)
第26回(2013年) ヤオコー川越的場(埼玉県)
第27回(2014年) 店舗部門 ヤオコー東大和(東京都)
商業集積部門 イオンモール幕張新都心(千葉県)
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