ヨークベニマル大髙耕一路社長が語る、ヨークHD誕生の成果と自社が果たす重要な役割とは

構成:阿部 幸治 (ダイヤモンド・チェーンストア編集長)
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セブン&アイ・ホールディングス(以下セブン&アイHD、東京都/井阪隆一社長)の新たな展開が次々と明らかになるなか、その傘下でスーパーストア事業の利益のほぼすべてを稼ぎ出すヨークベニマル(福島県)。同社の成長戦略と新たな持ち株会社が何をめざすのかについて、大髙耕一路社長の話をまとめた。※取材日は11月8日

総菜構成比15%めざす

──泉玉露店ではローコスト建築に取り組みました。

ヨークベニマル代表取締役社長 大髙耕一路氏
ヨークベニマル代表取締役社長 大髙耕一路

大髙 建築コストが高騰するなか、スケルトン天井にするなどして、総投資額ベースで約1割削減される見通しです。空調効率は下がるのですが、4~5年前の空調設備と比べれば効率が上がっているので、ランニングコストも少し減ることを見込んでいます。泉玉露店で実験・検証して、今後の店での導入を検討していきます。

──効率化という意味では、青果売場で電子棚札を入れています。

大髙 青果売場では全店導入を決定し、現在随時導入中です。産地表示や売価の変更が最も多いからです。全部門導入しているのは

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構成

阿部 幸治 / ダイヤモンド・チェーンストア編集長

マーケティング会社で商品リニューアルプランを担当後、現ダイヤモンド・リテイルメディア入社。2011年よりダイヤモンド・ホームセンター編集長。18年よりダイヤモンド・チェーンストア編集長(現任)。19年よりダイヤモンド・チェーンストアオンライン編集長を兼務。マーケティング、海外情報、業態別の戦略等に精通。座右の銘は「初めて見た小売店は、取材依頼する」。マサチューセッツ州立大学経営管理修士(MBA)。趣味はNBA鑑賞と筋トレ

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