週刊スーパーマーケットニュース アオキスーパー、「レジ接客中に座れるイス」を導入

ダイヤモンド・チェーンストア編集部 (株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア)
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アオキスーパーは、従業員の身体的な負担を軽減することができる「レジ接客中に座れるイス」の導入を開始したが、普及はなかなか進まないようだ。ベルクやドン・キホーテは一部店舗で導入済である。一部のスーパーマーケットの労働組合では、厚生労働省に改善を求める要望書を提出するなど、従業員の身体的な負担軽減に向けた取り組みを積極化する動きもみられる。厚生労働省の労働安全衛生規則では、「就業中しばしば座ることができる機会があるときは、当該労働者が利用することができるイスを備えなければならない」とされている。オランダやイギリス、韓国など諸外国では「座ってレジを打つ」ことがほとんど。ある調査では、「スムーズに買えたら(精算できたら)問題なし」との回答が8割を超える。(7月19日~25日までのニュースをまとめました)

アオキスーパー「レジ接客中に座れるイス」

ヨークベニマル
野田店で「電話で宅配」を開始

 福島市の野田店が、730日から「電話で宅配」(電話注文宅配サービス)を開始する。顧客が電話で商品を注文し、注文当日の午後に店舗から直接自宅に商品を届ける宅配サービスで、今回でサービス実施店舗は9店舗となる。

  • 配達受付日:月曜日から金曜日の5日間/電話受付9時~11時、配達時間13時~17
  • 宅配料金:1回につき440円(税込)/年会費無料
  • 注文方法:電話のみ
  • 取扱商品:店舗取扱商品のほぼすべて/販売価格は注文当日の店頭価格
  • 決済方法:現金のみ

ベイシア
市が「鶴ヶ島店」を「ゼロカーボン推進店」に認定

 「鶴ヶ島店」が79日、埼玉県鶴ヶ島市の「ゼロカーボン推進店」に認定された。鶴ヶ島市は、2023320日に、2050年までに温室効果ガス排出実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ宣言」を発表。併せて、環境に配慮した取り組みを行っている店舗や事業所などを「ゼロカーボン推進店」として認定することとした。同店はこれまで、①食品ロスの削減、②資源の店頭回収、③地産地消の推進、④生ごみリサイクルの推進、⑤LED照明の設置に積極的に取り組んできた。

 マルエツ
「大宮サクラスクエア店」をオープン

 726日、ターミナル駅「大宮駅」西口の再開発地区にオープン。周辺には大小のイベントホールや会議室などを有したソニックシティがあり、成長が期待される地域。東口では「大宮店」が営業を行っている。

  • 所在地……さいたま市大宮区桜木町2-902
  • 売場面積…328
  • 年間売上…14.7億円(目標)
  • 営業時間…9時~24
  • 駐車台数…60台(商業施設共用)
  • 従業員数…57名(8時間換算)

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記事執筆者

ダイヤモンド・チェーンストア編集部 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

ダイヤモンド・チェーンストア編集部は、業界をリードする提案型編集方針を掲げ、小売業の未来を読者と共に創造します。私たちは単なるニュース伝達に留まらず、革新的なビジネスモデルやトレンドを積極的に取り上げ、業界全体に先駆けて解説することを使命としています。毎号、経営のトップランナーへの深掘りインタビューを通じて、その思考や戦略を読者に紹介します。新しくオープンする店舗やリニューアルされた店舗の最新情報を、速報性と詳細な分析で提供し、読者が他では得られない洞察を手に入れられるよう努めています。私たちの鋭い市場分析と、現場の細部にわたる観察を通じて、注目すべき店舗運営の秘訣を明らかにします。

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