セブン、米コンビニ追加取得=店舗網拡大、1374億円
セブン&アイ・ホールディングスは11日、米国コンビニエンスストアのスノコ(テキサス州)から、コンビニとガソリンスタンド計204店舗を追加取得すると発表した。取得額は1374億5500万円。店舗網を広げ、米国で市場シェアを高める狙い。セブンは2018年、スノコから1030店舗を取得していた。
11日に発表した23年3~11月期の連結決算は、そごう・西武売却に伴う関連損失が響き、純利益が前年同期比22.4%減の1821億6200万円。一方、本業のもうけを示す営業利益は、国内コンビニが貢献し、2年連続で過去最高を更新した。ただ、総合スーパーのイトーヨーカ堂はネットスーパーなどの投資コストがかさみ、赤字幅が拡大した。