11月都内物価、2.3%上昇=1年4カ月ぶり低い伸び―総務省

時事通信社
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スーパーの野菜売り場で買い物する人
〔写真説明〕スーパーの野菜売り場で買い物する人=東京都内(AFP時事、資料写真)

 総務省が5日発表した11月の東京都区部消費者物価指数(中旬速報値、2020年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が106.0と、前年同月比2.3%上昇した。27カ月連続のプラス。ただ、伸び率は2カ月ぶりに鈍化し、2022年7月(2.3%)以来、1年4カ月ぶりの低い水準となった。電気・ガス代が下落したほか、食料の伸びが縮小した。 

 項目別では、エネルギー価格が16.7%低下と、前月の14.1%低下からマイナス幅を拡大。生鮮食品を除く食料は6.4%上昇と、前月の7.3%上昇からプラス幅が縮小した。

 生活実感に近い生鮮食品を含む総合指数は2.6%、生鮮食品とエネルギーを除く総合指数は3.6%それぞれ伸びた。

 東京都区部の指数は22日に公表される全国消費者物価指数の先行指標となる。

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