西鉄、福岡・天神地区でビル3棟を一体再開発、イオンモールと連携
西日本鉄道は11月28日、福岡市天神地区にある「福岡ビル」、ファッションビル「天神コアビル」、イオンモールが運営する天神ビブレが入る「天神第一名店ビル」の3棟を一体で再開発すると発表した。
西鉄では福岡ビルと天神コアビルの建て替え計画を進めていたが、イオンモールなどと協議した結果、天神第一名店ビルを含めた3棟を一体で再開発することが決まった。これにより街区全体の敷地面積は約8600平方メートルに広がり、地上19階建て・高さ約96メートルの複合ビルを建設する。
再開発ビルの地下2階から地上4階に商業施設、地上8〜17階にオフィス、18〜19階にはホテルが入る。商業施設の面積は全体で約1万6000平方メートルとなる。イオンモールは地下1階部分を運営する予定で、「ヘルス&ウエルネス」をコンセプトとした食品スーパーなど食物販関連のテナントを誘致する予定だ。
再開発ビルは2021年7月に着工、24年3月の竣工を予定しており、商業施設などは24年夏のオープンを見込む。建て替えに伴い天神ビブレは20年2月11日、天神コアは同年3月31日に閉館する。