【三井不動産】ファッションECモール開設、実店舗と連携

2017/11/06 11:00
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 三井不動産は11月1日、ファッションEC(電子商取引)モール「Mitsui Shopping Park &mall(アンドモール)」を開設した。同社が運営する「ららぽーと」「三井アウトレットパーク」などのショッピングセンター(SC)に出店する約200のショップが出店、約3000ブランドを取り扱う。今後1年でショップ数を400に倍増させる。

 

 SCのリアル店舗とECモールを連携させることで、ショップの売り上げ拡大を図る。SC内のショップで欲しい商品やサイズが欠品していた場合は、アンドモールを通じて近隣店舗(三井不動産が運営するSCに出店しているショップ)や倉庫の在庫を確認、在庫があればその場で購入できるようにする。商品は後日、自宅などに届ける。配送料は税込み378円で、3000円以上購入すれば無料になる。

 

 アンドモールで見つけた商品は、店頭在庫を確認し、店舗で試着した上で購入することもできる。

 

 三井不動産が運営する「三井ショッピングパークポイント」は現在、約1000万人の会員を有しており、この顧客基盤を生かしてリアル店舗とECモールの相乗効果を高めていく。

 

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