【ニトリHD】3~5月期は5.6%の営業減益、出店費用負担で
家具専門店最大手のニトリホールディングス(札幌市)が発表した2017年3~5月期の連結業績は、売上高が前年同期比7.6%増の1475億円、営業利益は5.6%減の257億円だった。
前年同期より15店舗多い24店舗を出店(海外3店舗を含む)したことで売上げは伸びたが、人件費や賃借料などのコストが増加し、減益となった。円安が進んで輸入原価が上がったことも響いた。既存店売上高は、1.0%減だった。
中国の物流子会社の株式売却益38億円を特別利益に計上したことで、純利益は12.8%増えて190億円となった。
通期の業績予想は変更しておらず、18年2月期は売上高が前期比10.7%増の5680億円、営業利益は15.4%増の990億円を見込む。