【ジーユー】電子タグ活用のセルフレジ本格導入、8月までに176店舗
ファーストリテイリング傘下のジーユーは、無線自動識別(RFID)機能を備える電子タグを活用したセルフレジの本格導入を始める。8月末までに全店舗の約半数に当たる176店舗に設置する。同時に全店でRFIDを在庫管理や荷受けなどにも活用、店舗業務の効率化を図る。
同社ではこれまで、一部店舗でセルフレジを試験的に導入、買い物客1人当たりの精算時間が有人レジに比べて最大で約3分の1に短縮できた。混雑時のレジ通過人数が約1割アップし、混雑緩和の効果も確認できたという。
商品をセルフレジ下のボックスに入れると、機械が電子タグを自動で読み取り、商品点数と精算金額が画面に表示される。支払いは現金またはクレジットカードで行う。クレジットカードで税込3万円以上の買い物をする場合は、有人レジのみで対応する。