【食品スーパー売上高】11月の既存店は1.7%増、青果が2ケタの伸び

2016/12/22 16:00
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 日本スーパーマーケット協会など3団体がまとめた食品スーパー270社の11月の売上高(速報値)は約8572億円で、全店ベースでは前年同月比4.1%増、既存店ベースでは1.7%の増加だった。既存店の伸び率は前月と同じで、2ヵ月連続で前年実績を上回った。

 

 相場高の影響で青果は12.3%増と2ケタの伸びを示した。青果を含む生鮮3部門が4.0%増と全体をけん引。一般食品は0.2%減だったが、総菜(2.1%増)や日配(1.4%増)も健闘した。

 

 地域別では北海道・東北から九州・沖縄まで7つの地域がすべてプラスとなり、とくに関東と近畿がともに2.3%増と伸び率が高かった。

 

 主な食品スーパーの既存店売上高は、アークス(北海道)が0.8%減で2ヵ月ぶりのマイナス。ヨークベニマル(福島県)は0.6%増で2ヵ月連続のプラス、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(東京都)が2.2%増で2ヵ月連続のプラス、ヤオコー(埼玉県)が4.4%増で3ヵ月連続のプラス、バロー(岐阜県)が2.2%減で2ヵ月ぶりのマイナスだった。

 

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