【全国百貨店】 7月の売上高は0.1%減、5ヵ月連続マイナス

2016/08/24 00:00
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 日本百貨店協会が発表した全国百貨店の7月の売上高は、既存店ベースで前年同月比0.1%の減少だった。5ヵ月連続で前年実績を下回ったが、3.5%減だった前月に比べると減少幅は縮まった。

 

 中元商戦や夏のセールの出足が好調で、入店客数が昨年12月以来、7ヵ月ぶりに前年比プラスとなった。土・日曜日が前年より1日ずつ多かったことも客数増につながった。

 

 全体の約97%を占める国内購買客の売上げは客数増などにより0.6%増と9ヵ月ぶりに前年実績を上回った。一方、訪日外国人客向けの免税品売上げは購買単価の下落で21.0%減と落ち込んだ。

 

 主要品目別では主力の衣料品が2.0%減、家具・家電など家庭用品も3.9%減となったが、食料品は横ばい、身のまわり品(1.2%増)と化粧品などの雑貨(2.4%増)はプラスとなった。

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