【消費者物価】 5月は0.4%下落、3ヵ月連続のマイナス

2016/07/06 00:00
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 総務省が発表した5月の全国消費者物価指数(2010年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数(コア指数)が103.0と前年同月比で0.4%下落した。マイナスは3ヵ月連続。

 

 電気代(9.6%下落)、ガソリン(16.1%下落)などエネルギー関連が12.6%低下した。食料とエネルギーを除く総合指数は0.6%の上昇だった。

 

 生鮮食品は1.2%の低下だったが、生鮮食品を除く食料は1.3%上昇。菓子類が3.6%、そのうちチョコレートが16.1%上昇した。メーカーによる値上げの効果が浸透している。

 

 全国指数の先行指標となる東京都区部の6月の消費者物価指数(中旬速報値)はコア指数が101.6と0.5%低下、6ヵ月連続のマイナスとなった。

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