【三菱食品】 20年度に売上高3兆円、中長期目標発表

2016/05/12 00:00
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 食品卸最大手の三菱食品(東京都大田区)は2020年度(21年3月期)に売上高3兆円、経常利益300億円を目標とする中長期の経営計画を発表した。IT・物流投資による効率化、ビッグデータ解析などによるマーケテイング機能強化などにより、早期に売上高経常利益率1%の達成を目指す。

 

 17年3月期からの5年間で累計400億円を投資する。次世代基幹システム「MILAI」を今期から順次稼働させ、原材料の安全管理や小売サポートを強化していく。

 

 同社が発表した16年3月期の連結業績は、売上高が前期比2.0%増の2兆3830億円、経常利益が5.7%増の182億円で、経常利益率は0.8%だった。

 

 食品卸大手では伊藤忠食品が21年3月期に売上高1兆円、経常利益率1%の達成を目指す5ヵ年の経営計画を発表している。
 

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