【ヤマトHD】 買い物代行など生活支援サービス開始
ヤマトホールディングス（HD、東京都中央区）は４月28日、東京都多摩市の多摩ニュータウンで買い物代行などの生活支援サービスを始めた。
都市近郊の団地では住民の高齢化によって買い物困難などの問題が顕在化しており、ヤマトは宅配便の配送拠点を使って生活支援サービスを行う。
買い物代行は電話やインターネットで注文を受け付け、ヤマトが店舗から商品を集荷、顧客の自宅まで届ける。まず、５月９日から生協「コープみらい貝取店」が同サービスに参加、今後、ドラッグストアやホームセンターなどとも連携する。
地域の小売店で購入した商品を自宅まで届けるサービスや掃除、電球交換、家具の組み立てなどの家事代行サービスも行う。また、佐川急便と日本郵便の宅配便の荷物を集約して、一括して届ける配送受託も始めた。