【マクドナルド】 33億円の営業黒字転換を見込む、16年12月期

2016/02/12 00:00
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 日本マクドナルドホールディングスの2016年12月期連結決算は、営業損益が33億円の黒字に転換する見通しだ。不採算店舗の閉鎖や既存店舗の改装、新メニューの投入などで赤字脱却を目指す。売上高は前期比16.1%増の2200億円を見込む。

 

 同社は使用期限切れの鶏肉使用問題と異物混入問題が続いたことから15年12月期まで2期連続の営業赤字となっていたが、16年1月の既存店売上高は前年同月比35.0%の大幅増となるなど復活の兆しを見せている。

 

 同社が発表した15年12月期連結決算は、売上高が前期比14.8%減の1894億円、営業損益は252億円の赤字(前期は67億円の赤字)だった。既存店売上高は15.2%減少した。

 

 期間中に401店舗の改装と7店舗の建て替えを実施する一方、101店舗を閉鎖した。期末店舗数は2956店舗(うち直営は954店舗)となった。同社は18年12月期末までに全店の90%の改装を実施する計画で、16年12月期は500~600店舗の改装を行う。

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