【パルコ】 「渋谷パルコ」の再開発計画、本格始動へ
パルコの旗艦店である「渋谷パルコ」の「パート1」、「パート3」の建て替え計画が本格的に動き出す。12月17日、同社が東京都に提案していた都市計画が決定、告示された。
連絡通路でつながる「パート1」(地上9階・地下1階)と「パート3」(地上8階・地下1階)の建物を取り壊し、約5380平方メートルの敷地に地下3階・地上20階・高さ約110メートルのビルを建てる。2017年3月から工事を始め、19年9月には完成の予定だ。
店舗や事務所のほか、劇場などの文化施設、ファッション・演劇などの育成・情報発信のための施設などが入る。延床面積は約6万5000平方メートルとする計画。
なお、入居していたビルの耐震性問題で07年末に営業を休止した「渋谷パルコ・パート2」については、不動産会社のヒューリックが跡地を取得して16年秋の開業を目指して商業施設の開発を行っている。この新施設にパルコが入居する可能性もある。