【イオン】 サッポロと専用列車使った共同物流、長野・東京間で

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 イオンとサッポロホールディングスは専用列車を使った共同物流を始めた。日本貨物鉄道(JR貨物)の北長野駅(長野市)から隅田川駅(東京都荒川区)まで専用列車を運行、トラック輸送から切り替えることで二酸化炭素(CO2)排出量の削減につなげると共に、昨今のトラックドライバー不足にも対応する。

 イオンのプライベートブランド商品とサッポロの商品を集約し、専用列車で運ぶ。初回は11月29日夜に長野を出発、翌日朝に東京に着いた。あらかじめ運転日を決めて休日に定期運行する。輸送力は12フィートコンテナ40個分。

 イオン子会社のイオングローバルSCMが幹事を務める「イオン鉄道輸送研究会」に参加する32社に呼びかけ、サッポロビールの物流を担うサッポログループ物流が賛同した。

 イオンは昨年12月に東京・大阪間で専用列車を使った共同物流をネスレ日本やアサヒビールなど4社と行っている。

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