ファミマ、同性パートナーにも育休や各種手当など 社内規定を変更
ファミリーマートは7月1日から社内規定を変更し、同性パートナーを持つ社員にも法律上の配偶者と同様の社内制度や福利厚生が適用されるようにした。制度面からも従業員の多様な生き方を支え、心理的安全性の高い職場づくりを目指す。
必要な届け出を行った従業員は、同性パートナーおよび同性パートナーの子供や両親などを対象とした慶弔休暇、育児・介護休暇、各種諸手当などの社内制度の適用を受けることができる。
同社はLGBTQに関して、「正しい知識と理解醸成」「安心・安全な場づくり」の2つを軸に取り組みを行っている。毎年春に開催されるLGBTQのイベント「プライドウィーク」に合わせて、看板商品である「ファミチキ」の袋をレインボーカラーに変更するなど、店舗においても理解の促進に取り組んでいる。
こうした活動が評価され、任意団体が行っているLGBTQへの取り組み評価指標「PRIDE指標」では、最高評価のゴールドを2年連続で受賞した。