【ヤマダ電機】 経常利益は14.6%減の350億円、再度の下方修正

2015/04/22 00:00
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 ヤマダ電機は4月20日、2015年3月期の連結経常利益が前期比14.6%減の350億円になったようだと発表した。同社は昨年10月27日に経常利益の見通しを期初予想の520億円から410億円に引き下げたが、それを60億円下回った。

 

 昨年の消費増税前の駆け込み需要の反動減が想定より長引いたことに加え、米マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウインドウズXP」のサポート終了前の買い換え需要の反動減もあった。また、冷夏や暖冬でエアコンなど季節商品も伸び悩んだことから、既存店売上高は17.7%減と苦戦した。とくに駆け込み需要の反動減が大きかった15年1~3月期の既存店売上高は、30.6%の減収と落ち込み幅が膨らんだ。

 

 このため、15年3月期の連結売上高は前期比12.4%減の1兆6640億円となり、昨年10月に引き下げた予想を280億円下回ったようだ。

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