【ミニストップ】スリーエフと米飯・チルド商品の配送を共同化、千葉・埼玉で
ミニストップは7月29日、同業のスリーエフと千葉・埼玉エリアにおける定温商品(米飯およびチルド商品)の配送センターを共同化すると発表した。ミニストップの配送センターをスリーエフが共同利用する方向で調整が進められており、今年11月の稼働開始を目指す。
両社はこれまで加工食品などの共同開発や四国地方における業務提携などを通じて関係を深めてきた。今回はさらに一歩踏み込んで、コンビニエンスストアの競争力の核ともいえる物流システムの面で一体的な運営に乗り出す。
スリーエフは東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県に店舗を集中展開しており、店舗数は約650店舗。一方、ミニストップは1都3県で約780店舗を展開しており、両社の首都圏の店舗数を合わせると1400店舗を超える。
大手3社と比べると1000店舗以上の開きはあるものの、今回の物流共同化が首都圏全体に広がれば、コスト削減などの面でかなりの効果があるものと思われる。