【イオン】食品放射性物質の自主検査を強化、結果はすべて公開

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 イオンは食品の放射性物質に関する自主検査を強化する。対象品目を広げたり、検査頻度を上げたりすると同時に11月9日から検査結果を順次、店頭やホームページを通じて公開。微量でも検出された場合は、販売を中止する。

 同社は福島第一原発の事故があった3月中旬以降、プライベートブランドのコメや野菜、牛肉などで自主検査を続けてきた。今回は水産物については対象魚種を6種から13種に拡大、畜産物は豚肉や鶏肉でも検査を実施する一方、コメ・野菜も対象を広げて、来年1月までの3ヵ月間で約5000件を検査する。

 また、放射性物質に関する基準について、国が決めた1キログラム当たり500ベクレルの暫定基準より低い50ベクレルを独自基準としてきたが、今後は50ベクレルを下回った場合でも放射性物質が検出された場合は販売しない。

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