【ゲンキー】積極出店で増収増益を確保、第3四半期累計

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 北陸・東海地方が地盤のドラッグストア、ゲンキー(福井県)が発表した2010年6月期第3四半期累計(09年6月21日~ 10年3月20日)の連結業績は、ドラッグストア9店舗のほか実験店舗として30坪(約100平方メートル)の化粧品専門店3店を新設、売上高を前年同期比9.7%増の296億円に伸ばし、営業利益も5.3%増の約7億円と増益を確保した。

 既存店売上高は第3四半期累計で1.2%減と前年を下回ったが、2月は8.1%増、3月は前年並みと上向いている。商品別の売上高では食品が140億円で11.6%の増加、化粧品は5.4%増の54億円、雑貨は8.9%増の50億円、医薬品は8.5%増の42億円だった。

 同社は売り場面積750坪(約2475平方メートル)の「メガドラッグストア」と呼ぶ大型店を中心としており、店舗数はメガドラッグストア45店舗に対して通常のドラッグストアが20店舗。売上げではメガドラッグストアが約9割を占める。

 10年6月期の業績予想は従来と変わらず、売上高395億円(前期比7.0%増)、営業利益9億円(同1.3%増)、純利益5億円(同20.4%増)を見込んでいる。

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