ZOZO、4―12月期は14%営業増益 商品取扱高は23%伸長
[東京 28日 ロイター] – ZOZOは28日、2021年4―12月期の連結営業利益は前年同期比14.8%増の387億円になったと発表した。販売促進費を積極投入したものの、商品取扱高と広告事業の伸長や物流費などのコスト低減が増益に寄与した。
商品取扱高は同23.4%増の3775億円に伸長した。期初計画の4728億円に対し、進捗率は79.4%。
澤田宏太郎社長兼CEO(最高経営責任者)は会見で、過去1年間に1回でも購入したアクティブ会員数が伸びていることなどに触れ「かなり良い形で進んでいる」と評価した。さらに「新型コロナにかかわらず、消費者の購買行動、マインドセットは変わっている」と述べ、オミミクロン株で人出が減れば収益が高まったり、人出の復活が収益に打撃を与えるようなことはないと説明した。
22年3月期の連結営業利益予想は前年比8.3%増の478億円の見通しを据え置いた。IBESがまとめたアナリスト12人のコンセンサス予想の平均値は496億円。