マックスバリュ森孝東店が提案する「買い物が楽しい店」の姿とは!?
食を通じた美味しさ、楽しさ、健康を提案
鮮魚の隣に配置したのが精肉で、ここでは和牛は飛騨牛を軸にしたステーキ用や焼肉用などゴージャスな商品が目に付く。面白いのは希少部位コーナーで、飛騨牛(5等級)のハネシタ(肩ロースの一部)、国産黒毛和牛のヒウチ(モモ肉の一部)のほか、4500円程度の希少部位盛り合わせ(913g)も取り揃えていた。豚、鶏含め基本はインストア加工で、各一部商品でアウトパックやプロセスセンターを活用する展開だ。
精肉の先が総菜売場である。ユニークなのがごはんとおかずが選べる「マイチョイス弁当」で、ごはん4種(各140円)、おかず4種(各358円)から選べるというもの。訪問日はご飯は白米、雑穀米、五目炒飯、小悪魔ご飯(天かす入り)の4種を揃えていたが、14時を回っていたためかおかずはチキンカツの1種類だった。ただおかずのボリューム、品数は十分で、これで498円というのは満足感があるだろう。その代わりに筆者が購入したのがデラックスのり弁で、鮭切り身、巨大なイカフライ、磯辺揚げなどが載って380円というお値打ち価格だ。商品のパッケージにもこだわっている。
店内焼きあげの玉子焼きも注目商品。箸をあてるとジュワッとダシが滲み出るタイプで、砂糖を加えていないだし巻き卵。ボリューム満点で1本398円。惜しむらくは、ハーフサイズがなかった(訪問時だけかもしれないが)点だ。総菜はこのほか、焼き魚・煮魚コーナー、100g 128円均一のおかずバイキングコーナーも導入。どて煮や各種サラダ、肉団子など約16種類から選べる。
このほか、酒類では名古屋市内で初めてのクラフトビール醸造所であるワイマーケットブルーイングの商品を4種類品揃えし、POPで味の特徴などを示しながら大きく展開。350ml缶1本あたり398円〜とプレミアムな価格だが、地域密着とこだわり商品を前面に押し出す。調味料で面白いのはご当地八丁味噌コーナーの充実ぶり。味噌だけでなく、八丁味噌を使ったカレーや赤だし、味噌カツのたれ、味噌たれなどを幅広く揃えていた。なお定番棚の陳列線はさほど長くはないものの、中通路を広く取っており、お客が買い回りしやすいのも特徴と言えるだろう。
このようにマックスバリュ森孝東店は、食を通じた美味しさ、楽しさ、健康を提案する付加価値型食品スーパーである。
住所 名古屋市守山区森孝東一丁目509番 清水屋藤ヶ丘店地下1階
電話 052-760-3180
アクセス 地下鉄東山線・愛知高速鉄道「藤が丘」駅よりクルマ
オープン日 2019年4月25日
営業時間 7:00~23:00
売場面積 1610㎡
駐車台数 500台
店長 浅井平祐