パソコン専門店「PCデポ」を展開するピーシーデポコーポレーションは12月17日、車両型店舗「Connected Mobile Store(コネクテッド・モバイル・ストア)」(仮称)の開発に着手したと発表した。2021年夏の導入を予定する。
自宅にデジタル環境が整っていない人のために、車両型店舗でテレワークやオンライン授業に参加したり、動画の撮影・編集をしたりできるようにする。デジタル活用全般について従業員が相談に応じるほか、デジタル機器の修理なども受け付ける。
ピーシーデポには、デジタル機器に詳しい従業員「デジタルライフプランナー」が顧客の相談に応じる会員制度がある。車両型店舗の利用も会員制にする予定で、入会金5000円のほか、月ごとに課金するサブスクリプション(定額課金)制を想定している。
車両型店舗については、トレーラーハウスのように自動車に連結して移動するけん引型と、商用車を改造した一体型の開発を構想している。