カインズ、売場・在庫検索アプリ「Find in CAINZ」を全国店舗に導入
カインズは、従業員が店頭で利用できる、売場・在庫検索アプリ「Find in CAINZ(ファインド イン カインズ)」を自社で開発し、店舗へ導入する。
「Find in CAINZ」は、商品名やキーワード、JANコードを入力すれば、その商品の売場や在庫数などを即時に把握できる、検索アプリ。従業員が店内で使用する携帯端末「SITE Phone(サイトフォン)」に搭載し、接客時や品出し時に活用する。同アプリを活用することで、お客からの質問に対してスピーディかつ的確に対応する。
10月21日に、本庄早稲田店に「Find in CAINZ」を搭載した「SITE Phone」40台を導入、 順次、全国店舗に広げて、2020年1月末までにカインズ全店舗への導入を完了する予定。
カインズは、2019年度にスタートした3カ年中期経営計画「PROJECT KINDNESS」に「デジタル戦略」を戦略の柱に掲げた。これまで、デジタルアドバイザリーボードの設置や米国シリコンバレーでのCVC設立など、最先端のテクノロジーを享受できる体制を整備している。また、プロ向けの新しいデジタルサービスとして、店舗在庫を取り置きする「55-DASH PRO」や、店頭にない商品も取り寄せて提供する「CAINZ-DASH PRO」などを開始し、顧客の利便性を図っている。