川崎市に初出店、ヤオコー川崎枡形店の売場づくりを徹底解説!

松岡 瑛理
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ヤオコー川崎枡形店外観

ヤオコー川崎枡形店

〒214-0032 神奈川県川崎市多摩区枡形1-5-1
電話:044-874-0797
小田急電鉄小田急線「向ヶ丘遊園」駅から徒歩18分

見どころ
▶ヤングファミリー層を意識したオリジナル総菜メニュー
▶売場とクッキングサポートが連携して行うメニュー提案
▶主菜からスイーツまでをカバーする冷凍食品コーナー

 ヤオコー(埼玉県/川野澄人社長)は3月5日、神奈川県川崎市に187店舗目となる「ヤオコー川崎枡形店」(以下、川崎枡形店)を開店した。自社開発の近隣型ショッピングセンター(NSC)「マーケットプレイス」としての出店。建物は3階建てで、1階にクリーニング店、2階に食品スーパー(SM)と銀行ATM、3階に100円ショップ、家電量販店など4店舗が入る。

 川崎枡形店は、神奈川県内では12店舗目で、川崎市への出店は初。都内多摩エリアにある既存店の商圏につながっており、今後、川崎市南部および横浜市北部へとドミナント戦略にもとづき出店を進めていくうえでの足がかりとするねらいだ。

 店舗は小田急電鉄小田原線「向ヶ丘遊園」駅から北西に1㎞、徒歩18分の位置にある。

 1㎞圏内には30~40代や学生の単身世帯を中心に3万6000人、3㎞圏内には50代やファミリー層を中心に29万5000人が住む。このような商圏特性を踏まえ、メーンターゲットには30~40代、サブターゲットには40~50代を想定している。

 競合店としては東へ850m先に「フレスコ ベンガベンガ枡形店」が、北へ850m先に「ユーコープ 登戸店」がある。また、自社店舗としては北西へ7.1㎞に「ヤオコー 稲城南山店」が、北東へ6.2㎞に「八百幸 成城店」がある。

 売場面積は2085㎡で、奥行も含めて広くスペースが取られている。取り扱いSKUは全体で1万4930。内訳としては生鮮が1087、グロサリーが1 万3524、デリカが319だ。

 コンセプトには「『美味しさ』『楽しさ』『提案』で初出店の地、

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