ファミリーマートは10月29日、郵便局内に初出店した。ファミマと日本郵便は2016年4月に業務提携で基本合意しており、両者の経営資源を活用した新たな取り組みとして郵便局内でのコンビニの営業を始めた。
川越西郵便局(埼玉県川越市)には、「TOUCH TO GO」(東京都港区)の無人決済システムを導入したファミマの省力化店舗を出店した。店内に設置したカメラと重量センサーで来店客が手に取った商品を認識し、セルフレジで会計処理を行う。食品や飲料、日用品など約350種類の商品を取り扱う。ファミマの無人決済店舗としては5店舗目となる。
また、茨城県稲敷市の柴崎郵便局ではロビーに陳列棚と冷蔵商品用ショーケースを設置し、ファミマ取扱商品の販売を始めた。代金は郵便局の窓口で支払う。支払いは現金のみで、食品、飲料、日用品など約70種類を販売する。