サミット跡地に出店したヤオコーの最新店舗 川越藤間店の総菜・ベーカリー売場をレポート!

松尾 友幸 (ダイヤモンド・チェーンストア 記者)
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魚総菜はフルラインの品揃え

 総菜売場では、店内製造したこだわりのメニューや埼玉県東松山市の「デリカ・生鮮センター」で製造した商品350SKUを取り扱い、初年度の売上高構成比は14.7%を見込む。

 ヤオコーの総菜売場は、取り扱い商品やカテゴリーに応じてコーナー名がつけられており、一目で見てわかりやすい売場となっている。なかでも注目したいのが、魚総菜を集積した「漁火(いさりび)」コーナーだ。川越藤間店ではシニア層をターゲットとしていることから魚総菜に力を入れ、フルラインで品揃えする。定番の煮魚や焼き魚だけでなく、「するめいか唐揚の南蛮酢」(280円:以下、本体価格)、「広島県産かきフライ」(6個入り398円)などラインアップを充実させた。なお、同店では鮮魚部門でもマグロ関連商品を充実させるなど、構成比をほかの店舗と比較して高めに設定している(具体的な数値は非公表)

川越藤間店では、魚総菜の「漁火」をフルラインで品揃えする
川越藤間店では、魚総菜の「漁火」をフルラインで品揃えする

 鶏肉総菜を集積したヤオコーおなじみの「幸唐(さちから)」コーナーでは、自社製の八方だしを使用した定番の「幸唐 若鶏ももからあげM」(100g当たり128円)を展開するほか、焼き鳥核種をパタゴニア湖塩を使用した塩だれ、鶏ガラと香味野菜仕込みの醬油だれの2種類で展開する。

焼き鳥ではこだわりの塩だれ、醤油だれの2種類を用意
焼き鳥ではこだわりの塩だれ、醤油だれの2種類を用意

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少量商品も展開
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記事執筆者

松尾 友幸 / ダイヤモンド・チェーンストア 記者

1992年1月、福岡県久留米市生まれ。翻訳会社勤務を経て、2019年4月、株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア入社。流通・小売の専門誌「ダイヤモンド・チェーンストア」編集部に所属。主に食品スーパーや総合スーパー、ディスカウントストアなど食品小売業の記者・編集者として記事の執筆・編集に携わる。趣味は旅行で、コロナ前は国内外問わずさまざまな場所を訪れている。学生時代はイタリア・トリノに約1年間留学していた。最近は体重の増加が気になっているが、運動する気にはなかなかなれない。

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