駅乗降客4割減のなか、年商16.7億円めざす東急ストア池上店の戦略と売場づくり
東急ストア池上店
〒146-0082 東京都大田区池上6-3-10 「エトモ池上」内3階
電話:03-5748-5511
東京急行電鉄池上線「池上」駅直結
見どころ
▶出入口すぐの場に設置した総菜・ベーカリー売場
▶店頭の素材を使用した総菜
▶水産売場のミールキットコーナー
東急(東京都/髙橋和夫社長)傘下で食品スーパー(SM)を展開する東急ストア(東京都/須田清社長)は3月29日、東京都大田区に「東急ストア池上店」(以下、池上店)を開店した。
池上店がオープンしたのは、東京急行電鉄池上線「池上」駅に東急グループが新たに開業した商業施設「エトモ池上」内。地上5階建て施設の3階への出店で、駅ホーム・改札のある2階からエスカレーターをあがってすぐの場所で売場を展開する。売場面積は919㎡と近年の同社店舗の中では比較的大型の店舗だ。この広さを生かして池上店では最新の商品政策(MD)を積極的に導入し、年商目標16億7000万円の達成をめざしている。
店舗から半径500m圏内には、9443世帯/1万8184人が居住する。世代別人口構成比では20~30代と60代以上の割合が高い。世帯別人員数では1~2人の少人数世帯が全体の約75%を占めるエリアだ。また、商業施設のある「池上」駅の1日の乗降客数は2万3342人(2020年3~11月の平均)に上る。
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