株式会社下関大丸は、下関駅東口にある百貨店「下関大丸」を全館改装し、「大丸下関店」として3月23日にリニューアルオープンすると発表した。
「観光客・地元三世代がともに楽しめる“美・食・遊”に満ちたお店」をリニューアルコンセプトとし、従来型百貨店の来客層だけでなく、年齢層の幅を広げた3世代ファミリーや国内外の観光客もターゲットとし、様々なマーケットニーズに対応していく。
テナントとしては、東急ハンズの新業態「Plugs Market(プラグス マーケット)」もオープンする予定だ。プラグス マーケットとは、東急不動産ホールディングス株式会社がSDGsの一環として、地域産品や職人、クリエイターを発掘・編集し、地域の魅力を最大化し価値を生み出す新業態。2月に全国1号店目となる近鉄百貨店草津店(滋賀県)をオープンさせており、大丸下関店は全国で2店目となる。地域密着型の百貨店と協業して地方や郊外に新たなマーケットの創造を目指す。
今回のリニューアルを機に下関大丸は大丸松坂屋百貨店グループの直営店となる。これによって、スケールメリットを活かした商品バイイング、クレジットカードやスマホアプリの情報の共通化が実現、商品や情報、サービスなどをより充実させていくなどが可能になる。
このリニューアルを通じ、大丸下関店は地方改革のモデル店舗を目指す。