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三井不動産、全面建て替えの「横浜ベイサイド」を20年4月にオープン

建て替え前に比べてテナント数を2倍強の約170店舗に増やす

 三井不動産は全面建て替え工事を進めている「三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド」(横浜市)の開業日を2020年4月10日に決めた。店舗数は建て替え前に比べて2倍強の約170店に増やす。海辺の環境を生かした施設づくりとフードコートの新設、広場など共有部の充実によって、滞在型の施設開発を目指す。

 2階建てだった建物を3階建てにすることで、延床面積を約2.7倍の約5万3000平方メートルに広げる。約1200台だった駐車台数は約3000台(臨時駐車場を含む)に増やす。2000平方メートルを超える中庭を設け、子供たちの遊び場や休憩場所にする。

 フードコートには湘南エリアの人気店や横浜で話題のラーメン店など10店舗が出店。テイクアウトメニューを充実させ、屋内だけでなくテラス席や広場などでも食事を楽しめるようにする。

 自家焙煎コーヒーや自家製アイスクリーム、手づくりのフレッシュチーズなどの小型ショップを集めたフードホールも設置するほか、食品関係では成城石井がアウトレット施設に初めて出店する。

 同施設は1998年9月、「横浜ベイサイドマリーナショップス&レストランツ」として開業後、三井アウトレットパーク横浜ベイサイドに名称を変えて営業を続けていたが、建て替えのため18年9月に一旦閉館した。