仕入れ・調達担当必読! 「ソーシング」の本当の意味とやるべきこと

「ソーシング」の意味とは何か
ソーシングの意味は有益な取引先を探し出して取引を拡大することである。その選択の適否が販売実績を左右する原動力になるからチェーンのバイヤー、マーチャンダイザーの日常業務の中でも重要な位置づけとなるのである。
ソーシング活動は材料や部品や製品の集荷業者や加工生産者や産地を探すこと。
そしてそれらを見つけるための見本市訪問、合理的な加工方法を決めるための機械や新たなシステム探しが目的の場合もある。
また、適切な品質を学ぶためのサンプル購入もソーシング活動に含まれるのである。

つまりソーシングとはバーティカルかつグローバルに自分で出かけて行ってモノや情報を広い範囲、異なる段階で探し回る地道な作業なのだ。その手順を踏んでつくり上げたものこそが自社ブランド商品として長年売れ続け、品揃えの核に育つのである。
ところが多くの場合、マーチャンダイザーは
商品開発の教科書 の新着記事
-
2025/11/20
自社ブランド商品を効果的に売り込む手法 -
2025/10/17
商品価値を高めるパッケージング技術の取り入れ方 -
2025/09/22
バーティカルマーチャンダイジングによる食品の商品開発の手法 -
2025/08/04
今あらためて考えるべき、「開発輸入」の重要性と手法 -
2025/07/02
差別化の重要装置「プライスブランド」の設計と開発の手法 -
2025/06/04
商品開発のカギを握る「取引先の選択と変更」の手法
この連載の一覧はこちら [15記事]




前の記事


クローガーが予測「25年の5大フードトレンド」、セインズベリーのアルディ対策とは