レシートは語る第10回 マミーマートの「生鮮市場TOP」 安さだけではない支持される理由

2023/07/06 05:55
山室 直経 (mitorizDMB本部 本部長)
Pocket

圧倒的に高い
生鮮食品の購入率

図表2
図表2

 次に、POB会員が投稿した購入レシートから、購入商品のカテゴリー構成比を分析した(図表2)。

 多くのチェーンは、「加工食品」の割合が高いなか、生鮮市場TOPは、「生鮮食品」(40.2%)が最も高く、かつ、6チェーンの中で比較しても抜きん出ている。また、「日用品/その他」は生鮮食品TOPが最も低いことから、使われ方に明らかな違いが見て取れる。

1 2 3

記事執筆者

山室 直経 / mitoriz DMB本部 本部長

山室直経(やまむろ・なおつね)

神奈川大学経営工学科卒業。パソコンメーカーを経て、米リサーチ会社にてコンサルティング業務を学ぶ。その後、大手家電量販店子会社のパソコンメーカーで経営企画室に従事。計数管理とERP導入による業務改善などのプロジェクトを経験した後、2012年3月ソフトブレーン・フィールド入社、消費者購買データ事業の新規立ち上げを行う。

現在はデータを軸とした事業開発と当社の基幹システムのDX戦略を担う

© 2024 by Diamond Retail Media

興味のあるジャンルや業態を選択いただければ
DCSオンライントップページにおすすめの記事が表示されます。

ジャンル
業態