アリペイとウィーチャット、滴滴のミニプログラムの利用制限=関係筋
[北京 7日 ロイター] – 関係筋によると、中国の人気モバイルアプリ「アリペイ」と「ウィーチャット」は、配車サービス大手、滴滴グローバルのミニプログラムについて、中国国内で新規ユーザーへのアクセスを停止した。
以前利用したことのあるユーザーは引き続き利用できるという。
ミニプログラムは、通常のモバイルアプリよりも小さく、アリペイやウィーチャットといったスーパーアプリ(多機能型アプリ)内に組み込まれている。
滴滴は独自のスタンドアロン型アプリも運営している。
中国サイバースペース管理局(CAC)は先週、スマートフォン向けアプリストア運営各社に対し、滴滴のアプリの配信を停止するよう命令。滴滴による違法な利用者情報収集を理由に挙げた。
滴滴は新規ユーザーの登録を停止している。
アリペイを運営するアント、ウィーチャットを運営する騰訊控股(テンセント・ホールディングス)、滴滴のコメントは取れていない。