[ワシントン 28日 ロイター] – コンファレンス・ボード(CB)が28日に発表した9月の米消費者信頼感指数は109.3と、前月の115.2(上方改定)から低下し、2月以来の低水準となった。新型コロナウイルスの感染が拡大し、短期的な経済の先行きに対する懸念が強まった。
低下は3カ月連続。市場予想は114.5だった。
CBの経済指標担当シニアディレクター、リン・フランコ氏は「このような連続した低下は消費者が慎重姿勢を強めていることを示唆しており、今後消費が抑制される可能性が高い」と述べた。
現況指数は143.4と、前月の148.9から低下。期待指数も86.6と、前月の92.8から低下した。
就職が困難であることを示す指数は13.4。前月は11.2だった。職が十分とみる向きと就職が困難とみる向きとの差は42.5と前月の44.4から低下した。
1年先の期待インフレ率は6.5%。前月は6.7%だった。