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コストコの6─8月期、売上高が予想上回る 株価上昇

英マンチェスターのコストコ店舗
9月23日、米会員制倉庫型ストアのコストコ・ホールセールが発表した第4・四半期(8月29日終了)決算は、売上高が予想を上回った。 写真は英マンチェスターのコストコ店舗で2020年3月撮影(2021年 ロイター/Phil Noble)

[23日 ロイター] – 米会員制倉庫型ストアのコストコ・ホールセールが23日発表した第4・四半期(8月29日終了)決算は、売上高が予想を上回った。生鮮食品やスナック、家庭用品、宝飾品などの販売が好調だった。時間外取引で株価は1%上昇した。

新型コロナウイルスのワクチン接種が進みイベントや屋外活動が再開したため、スポーツ用品や宝飾品の需要が高まり、昨年のロックダウン(都市封鎖)を受けたパニック買いの影響で落ち込んでいた食料品販売を補った。

経済活動の再開に伴い実店舗で買い物をする人が増え、ウォルマートやターゲットのようなネット販売の強みを持たないコストコの売上高も押し上げられた。

第4・四半期の純利益は前年同期の13億9000万ドル(1株当たり3.13ドル)から16億7000万ドル(同3.76ドル)に増加した。

燃料・為替変動の影響を除いた既存店売上高は9.4%増加。リフィニティブがまとめた市場予想は8.07%増だった。

総売上高は、前年同期の533億8000万ドルから626億8000万ドルに増加。市場予想平均は613億ドルだった。