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ペプシコ、プラスチックの利用削減へ 植物由来のスナックも開発

店頭に並ぶペプシコーラ
米飲料・食品大手のペプシコは15日、すべてのブランドで1商品当たりの未使用プラスチックの利用を2030年までに半減し、再生プラスチックを利用する方針を示した。写真はペプシコーラ、米カリフォルニア州で2017年7月撮影(2021年 ロイター/Mario Anzuoni)

[15日 ロイター] – 米飲料・食品大手のペプシコは15日、すべてのブランドで1商品当たりの未使用プラスチックの利用を2030年までに半減し、再生プラスチックを利用する方針を示した。気候変動対策の一環。

環境保護団体の間では、ペプシコやライバルのコカコーラが大量の使い捨てプラスチック容器を利用しているとの批判が出ていた。

ラモン・ラグアータ最高経営責任者(CEO)がCNBCとのインタビューで明らかにした。一部の環境団体はさらなる対策が必要だと主張している。

同CEOは、健康的な食品を重視する考えも表明。代替肉製造の米ビヨンド・ミートと提携して、植物由来のたんぱく質のスナックを開発することを明らかにした。来年初めの投入を目指す。

同CEOはロイターに対し、炭酸水事業のソーダストリームを世界的に拡大する方針も示した。ペプシコが2018年に買収したソーダストリームは、自宅で炭酸飲料を作れる機器を製造している。