ついにロンドンにアマゾン・フレッシュがオープン、米国店舗と何が違う?コストコはEC売上急拡大
アマゾン・ドット・コム、ロンドンに「アマゾン・フレッシュ」を出店
米アマゾン( Amazon .com)の英国事業であるアマゾン英国( Amaz n .co.uk)は3月4日、レジを通過せずに精算を済ますことができる「ジャスト・ウォークアウト」技術を導入したスーパーマーケット(S M)「アマゾン・フレッシュ(Amazon Fresh)」をロンドンに初めて出店した。米国では同技術を使った店舗としてコンビニエンスストアの「アマゾン・ゴー(Amazon Go)」も展開しているが、英国では「アマゾン・フレッシュ」で出店するかたちとなった。
今回の英国の店舗は米国と同じく「アマゾン・フレッシュ」という名前を冠しているものの、米国のように商品の認識機能を搭載した「アマゾン・ダッシュ・カート(Amazon Dash Cart)」は導入していない。買物の流れは「アマゾン・ゴー」と同様で、あらかじめダウンロードしたアプリに表示されるQRコードを入口のゲートでかざして入店する。購入する商品は自分でスキャンする必要はなく、店内のセンサーやカメラ、AIによって自動的に購入した商品が認識される。商品を持ってそのまま店舗を出ると、事前に登録したクレジットカードで精算が完了する仕組みだ。
同店は、20年8月に米国カリフォルニア州ウッドランドヒルズに初登場した「アマゾン・フレッシュ」同様に既存のSMと同じ生活必需品を中心とした品揃えが特徴だ。英国にはアマゾン傘下の「ホールフーズ・マーケット(Whole Foods Market)」が7店舗あるが、これらとは品揃えが