[ブリュッセル 29日 ロイター] – 欧州連合(EU)欧州委員会が29日発表した9月のユーロ圏景況感指数は91.1と、前月の87.5から上昇した。市場予想の89.0も上回った。
新型コロナウイルス流行第2波への懸念にもかかわらず、サービス業景況感が改善したことが主に寄与した。
サービス業景況感指数はマイナス17.2からマイナス11.1に改善。ロイターがまとめたエコノミスト予想はマイナス15.7だった。
製造業景況感指数はマイナス12.8からマイナス11.1に改善。予想(マイナス10.0)ほどには改善しなかった。消費者信頼感指数はマイナス14.7からマイナス13.9に改善。予想と一致した。
製造業販売価格期待指数はマイナス2.1からマイナス0.6に改善したものの、消費者インフレ期待指数は16.9から12.5に低下した。