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米ベスト・バイ、5─7月期好調 現四半期は鈍化を警告

ベスト・バイの外観
米家電量販大手ベスト・バイが25日に発表した第2・四半期(8月1日まで)決算は、既存店売上高が予想を上回って増加した。バージニア州アーリントンで4月撮影(2020年 ロイター/JOSHUA ROBERTS)

[25日 ロイター] – 米家電量販大手ベスト・バイが25日に発表した第2・四半期(8月1日まで)決算は、既存店売上高が予想を上回って増加した。ただ第3・四半期については、失業増のほか、政府刺激策の縮小、新型コロナウイルス感染拡大による世界的な供給網阻害などで、増収ペースは鈍化すると警告した。

マット・ビルナス最高財務責任者(CFO)は、新型ウイルス感染拡大を受けた在宅勤務の拡大でパソコンなどの需要が増加し、売上高は20%程度伸びたが、伸びは今後鈍化するとの見方を示した。

5─7月期は既存店売上高が5.8%増。リフィニティブがまとめたアナリスト予想平均は3.7%増だった。

全体の売上高は約4%増の99億1000万ドル。国内のオンライン販売が3倍以上となったことが追い風となり、予想の97億1000万ドルを上回った。

純利益は81.5%増の4億3200万ドル。一時項目を除く1株利益は1.71ドルと、予想平均の1.08ドルを上回った。