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米ミシガン大消費者信頼感、7月は低下 コロナ感染者増で

ニューヨーク市内の小売店の買い物客
7月17日、米ミシガン大学が公表した7月の消費者信頼感指数(速報値)は73.2と、前月の78.1から低下し、市場予想の79を割り込んだ。新型コロナウイルス感染の再拡大が消費者心理に水を差しており、指数は今後さらに落ち込む恐れもある。写真は7月5日、ニューヨーク市内の小売店の買い物客(2020年 ロイター/Jeenah Moon)

[ワシントン 17日 ロイター] – 米ミシガン大学が17日に公表した7月の消費者信頼感指数(速報値)は73.2と、前月の78.1から低下し、市場予想の79を割り込んだ。新型コロナウイルス感染の再拡大が消費者心理に水を差しており、指数は今後さらに落ち込む恐れもある。

ハイ・フリークエンシー・エコノミクス(ニューヨーク)の米国担当チーフエコノミスト、ルビラ・ファロキ氏は「コロナ感染の抑制や都市封鎖(ロックダウン)の回避といった衛生上の明るい動きが見られず、消費者信頼感は今後も低迷する可能性が高い」と述べた。

現況指数は84.2、期待指数は66.2と、いずれも市場予想に届かなかった。1年先の期待インフレ率は3.1%、5年先の期待インフレ率は2.7%。