[北京 13日 ロイター] – 中国の李克強首相は、同国の景気が安定的な回復を示しているものの、国内外の状況は依然深刻で、今後も厳しい戦いを控えているとの認識を示した。国営ラジオが13日報じた。
李首相は、中国政府が積極的な財政政策と穏健な金融政策を堅持し、減税措置や企業に対する信用支援を確約した。
景気が緩やかに改善し、プラス成長を回復したと指摘し、「現在の動向に対する自信を強めるべき」と述べた。同時に「国内外の状況は依然深刻で、われわれは引き続き厳しい戦いに備える必要がある」とした。
中国政府は16日に第2・四半期の国内総生産(GDP)を発表する。第1・四半期は6.8%減だった。