[北京 20日 ロイター] – 中国商務省は20日、新型コロナウイルスの感染拡大が国内の消費に「比較的大きな影響」を与えているとした上で、政府は自動車販売の促進を含めさらなる支援措置の発動を検討すると表明した。
商務省市場運行局の王斌・副局長は記者会見で、消費は第1・四半期に新型ウイルスで最も打撃を受けると説明。3月に底を打ち、第2・四半期に回復するとした。
また、同省外国貿易局の李興乾局長は「ウイルス危機が長期にわたって続けば、中国の農業、食品のほか、長いサプライチェーンに関係したり、労働集約的だったりする産業は大きな影響を受けるだろう」と指摘。また、輸入食肉の通関手続きを加速する措置も取っていると明らかにした。