ダラーゼネラル、22年度は1万人を新規採用、1110店舗の出店を計画
米ダラーストア(1ドルショップ)最大手のダラーゼネラルは、2022年度(23年1月期)に約1万人を新規採用する。同社は22年度に1110店舗の新規出店を計画しており、大量出店に備えて、現在の全従業員の6%に相当する人員を採用する。
3月4日に同社が明らかにした。新規採用者は店舗スタッフのほか、物流センター要員、配送トラックのドライバーとして配置される予定。新規採用者は勤務初日から遠隔診療などの福利厚生サービスを利用できる。また、健康保険や企業型確定拠出年金(401K)に加入でき、育児休暇も取得できる。
ダラーゼネラルは、米国の小売業としては最多の1万7915店舗(21年10月末時点)を46の州で展開している。22年度に新規出店する1110店舗には、20年10月から出店を始めた新業態「ポップシェルフ(pOpshelf)」100店舗が含まれる。
同社は22年度に、既存店1750店舗の改装と120店舗の移設も計画している。また、初の国外進出も計画しており、同年度中にメキシコで最大10店舗を出店する。