Olympic(オリンピック)
SM・DS・複合店を関東で展開
当面の目標は営業収益2000億円
OlympicグループはOlympicを中心に子会社30社を傘下に抱えている。食品スーパー(SM)、ディスカウントストア(DS)のほか、SM・DSにグループ企業が運営する自転車・ゴルフ用品・靴などの専門店を組み合わせた複合店を東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬の1都4県で展開する。
Olympicグループは1962年、東京都立川市に1号店を出店し創業した。73年にオリンピックショッピングセンターを設立。88年Olympicに商号変更した。2006年に、フード営業部門をフードマーケット・オリンピックに、ハイパー営業部門をハイパーマーケット・オリンピックに承継。13年フードマーケットオリンピックがハイパーマーケット・オリンピックを吸収合併しOlympicに商号変更するとともに、持ち株会社OlympicをOlympicグループに変更した。
Olympicグループはさまざまな店舗スタイルと独自の品揃えで、基本理念としている「正直を売る」を大切にし、顧客に「良い品をより安く」提供することに取り組んでいる。
25年2月期は食品部門で24年6月に「Olympic朝霞泉水店」、11月に「Olympic荒川一丁目店」を新規出店した。専門店では子会社のOSCファストフードサービスが7月にOSCデオシティ新座の店内に「ウェルピック」を出店した。また、子会社のOSCホームファシリティが「住まサポ」を24年3月に小金井店、6月に川崎鹿島田店、8 月に三ノ輪店、9月に梅島店、朝霞台店、高井戸店、洋光台店をOlympicの店内に出店した。
一方、会員制度「OSC倶楽部」を立ち上げ、モバイルアプリによるポイント制度を導入するためシステム開発を行っている。会員の購入履歴および利用状況などのデータを分析し、サービスや品質の向上に活用する考えだ。
当面の目標としては営業収益2000億円、営業収益経常利益率10%を掲げている。1都3県(東京・神奈川・埼玉・千葉)での経営資源の集中、ドミナント化によるシェアの拡大、ローコスト運営とキャッシュフロー重視、専門店を志向した業態戦略、グループ各社の機能発揮と連携による効率的運営を戦略の柱としている。
代表取締役社長 : 大下内 徹
| 売上高 | 売上高 総利益率 | 売上高 営業利益率 | 売上高 販管費率 | 売上高 経常利益率 | 売上高 当期純利益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 90,937百万円 | 31.3% | 0.2% | 38.1% | 0% | -0.5% |
決算期:2024年2月 / 連結







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