ミニストップ

　ミニストップはイオングループのコンビニエンスストア。21年9月から、固定費、人件費、廃棄コストを、加盟店と本部が分担する新たな「ミニストップパートナーシップ契約」を開始し、加盟店からの契約移行が進んでいる。2024年8月現在、全体の4割が移行済みだ。

　同社では、ファストフード（FF）とコンビニ商品（CVS）を組み合わせた「コンボストア」を創業以来のビジネスモデルと位置づけているが、現在、このモデルを刷新し、FFの磨き上げと、OMO（リアル店舗とECの融合）による買い物体験を付加した「ニューコンボストア」の確立に向け、注力している。

　また、事業所の一角などに小型の売場「ミニストップポケット」を導入する拠点が増えており、すでに1500拠点を突破。中長期的に3000カ所での導入をめざしている。国内事業と並んで力を入れるベトナム事業は、生鮮食品の品揃えを強化したワンストップ型の新フォーマットへの転換を進めている。