マックスバリュ東海、上場20周年の節目に過去最高の営業収益・利益を更新!
無人店舗「Maxマート」は107店舗に拡大
また、ノンストア事業では、移動スーパーや無人店舗などの展開速度を加速させている。移動スーパーでは、25年2月期中に新たに17台の運行を開始。現在、静岡県、愛知県、三重県、岐阜県、神奈川県の5県にサービスエリアを拡大し、総稼働数は34台となった。
無人店舗「Maxマート」は、25年2月期中に64店舗を開設。現在、静岡県、愛知県、三重県、岐阜県の4県で計107店舗を展開している。出店地としては、オフィスや工場などが多く、社食の位置づけなど企業の福利厚生として導入されるケースが多いという。
将来的にこれらのノンストア事業で、2030年度に売上高構成比約5%をめざすとしている。

そのほか、店舗業務の効率化への投資も積極的に行った。電子棚札を農産、グロサリー、デイリー部門中心に導入を進め、導入数は185店舗に拡大した。
キャッシュレスセルフレジは全店に導入が完了。現金の使用可能なセルフレジの導入も進めている。マックスバリュ東海のセルフレジの利用率は前期から10.9ポイント(pt)増加し、57.7%となった。25年2月期の効率化投資額は28億円に上っている。
これらの効率化の取り組みにより、人時売上高が同791円増の1万7012円、人時生産性が同170円増の4081円といずれも向上。人件費の伸びを吸収し、増益に寄与したかたちだ。




