しまむらは3月15日、2021年2月期の連結営業利益が前期比65.4%増の380億円になったようだと発表した。同社は20年9月に通期の営業利益予想を74億円引き上げて308億円を見込んでいたが、さらに71億円余りの上振れとなった。
同社の20年3〜11月期の業績は、新型コロナウイルス感染症の影響による巣ごもり需要で部屋着や寝具などの売れ行きがよく、営業利益は64.5%増の311億円となっていた。年末年始も強い冷え込みで、冬物衣料などがよく売れた。
21年2月期通期の売上高は前期比4.0%増の5426億円、純利益は99.3%増の261億円となったようだ。従来予想に比べて、それぞれ139億円余り、69億円余りの上振れとなる。値下げを抑制し、粗利益率が改善したことも大幅な増益に寄与した。