すかいらーく、20年12月期は230億円の営業赤字、今期は50億円の黒字見込む

2021/02/15 11:00
ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局

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すかいらーくホールディングスが発表した2020年12月期の連結業績(国際会計基準)は、営業損益が230億円の赤字(前期は205億円の黒字)だった。資料写真、2006年6月撮影(2020年 ロイター/Yuriko Nakao)

 すかいらーくホールディングスが発表した2020年12月期の連結業績(国際会計基準)は、営業損益が230億円の赤字(前期は205億円の黒字)だった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、既存店売上高が24.3%減と大きく減少、新規出店や既存店の改装を中止するなど経費削減を進めたが、赤字転落を避けられなかった。売上収益は23.2%減の2884億円だった。

 一方、デリバリー(料理宅配)の売上高は39%増の332億円、テークアウトは約2.1倍の172億円に急伸した。今後もデリバリー・テークアウトの需要は拡大するとみて、対策を強化する。

 2月26日には、デリバリー・テークアウト専門店を東京・新中野にオープンする。店内に飲食スペースは設けず、「ガスト」「バーミヤン」「から好し」の3業態のメニューを展開する。売上げはデリバリーが7割、テークアウトが3割を見込む。従来店に比べると、面積は10分の1、投資コストは3分の1に抑えられるという。

 そのほか、特定エリア内の複数業態で配達員を共有できるアプリの活用、デリバリー売上げの高いガストへの業態展開を進めるなどして、デリバリーの空白地域を解消していく。

 21年12月期の連結業績は、売上収益が7.5%増の3100億円、営業利益が50億円の黒字、純利益は4億円の黒字(前期は172億円の赤字)と黒字転換を見込む。

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